【英日対訳】ミュージシャン達の言葉what's in their mind

ミュージシャン達の言葉、書いたものを英日対訳で読んでゆきます。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「To a Young Jazz Musician」を読む  第4回

第4回:2.人間らしさ 2003年6月18日 (15ページ) 親愛なるアンソニーへ 君に伝えなければいけないことが、頭の中に沢山浮かんでいるところだ。今日は、沢山書いてゆこうと思う。名人・チャーリー・パーカーにまつわる、更に多くの教えや、僕自身のミュ…

「To a Young Jazz Musician」を読む  第3回

「To a Young Jazz Musician」を読む 第3回 第3回:1.謙虚であること 2003年6月4日 (8ページ) 君の好きなミュージシャンについて話そう。チャーリー・パーカーのことだ。チャーリー・パーカーは、よく「ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック」で、…

To a Young Jazz Musician を読む 第2回

「To a Young Jazz Musician」を読む 第2回 第2回:1.謙虚であること 2003年6月4日 (3ページ) 親愛なるアンソニーへ 今日は、君も一緒に来ればよかったのに、と思う一日だった。丁度メイン州へ来たところだ。ここで公演があったのでね。やることは普段通…

「To a Young Jazz Musician」を読む  第1回

第1回:プロローグ 第一楽章: (xviiページ) 電話で話すのもいいけれど、手紙は残るから好きだ。手紙に込められた愛情が僕は大好きだ。時間を割いて手紙を書いた2人の間に通う、ぬくもりのあるコミュニケーション。バンドの仲間が並ぶ処でのやりとりを思…

「To a Young Jazz Musician」を読む はじめに

ウィントン・マルサリスの名著「To a Young Jazz Musician」を読んでゆきます。19歳の弟子「アンソニーAnthony」に、41歳の師匠ウィントンが宛てた、とする10通の手紙です。 この本の献呈の辞は次のようになっています。 To all the parents who take their …